ダイエット

【L-カルニチンとは?】ダイエットや運動効果を高めてくれる|定番アイテム

カルニチンの説明

女性「カルニチンって何ですか?痩せるって聞いた事があるんですけど。」

こういった疑問にお答えします。

女性「この記事を書いている私は,現役パーソナルトレーナーで,医療機関でリハビリテーションとしても働いています。栄養やトレーニング論を専門とします。」

ダイエットサプリメントは,たくさんの種類が存在しますが,「L-カルニチン」は脂肪燃焼系のサプリメントです。簡単にいうと,食べた食事のエネルギーをできるだけ脂肪にしないようにする事です。

脂肪燃焼系サプリメントの代表格であるL-カルニチンについて話していきます。

本記事の内容

・脂肪燃焼系サプリメント
・カルニチンとは
・L-カルニチンとは
・どういった効果があるのか
・L-カルニチンで痩せるか
・運動をする人の方が燃焼効果がある
・過剰摂取,摂取不足
・どういった食品に多いか

脂肪燃焼系サプリメント

カルニチンの説明
ダイエットのサプリメントには,たくさんの種類があります。その中でL-カルニチンは脂肪燃焼系に分類されます。

脂肪燃焼
食べた食品を燃焼させる効果があるサプリメント

簡単にいうと,余分な栄養は脂肪になります。その余った栄養を脂肪にさせないように,エネルギーとして燃焼させやすくする効果のあるサプリメントです。

体に脂肪として蓄積されている脂肪を分解するのではなく,食べて余った脂肪をエネルギーに変えます。少しうややこしいので注意してください。

カルニチン

    カルニチン(carnitine)
    生体内で脂質代謝に関与する物質
    体内でアミノ酸から生成される

脂肪のエネルギー代謝に関与しており,脂質をエネルギーとして使うため,脂質の代謝にはカルニチンが必要です。このとき,脂肪燃焼として使われるのが「L-カルニチン」です。

L-カルニチンとは

カルニチンの説明
脂質代謝の際に,エネルギー運搬として使われるアミノ酸の一種

カルニチンの中でも,「L-カルニチン」が脂質代謝で使われます。脂肪を燃焼するためには,不可欠な栄養素です。

・リジン
・メチオニン

必須アミノ酸である,上記のアミノ酸から体内で合成されます。体内で合成されるため,基本的に不足することはありませんが,希に不足することもあるので注意が必要です。

脂肪燃焼系のアミノ酸としては,一番に思いつくほど,非常に重要なものです。

どういった効果があるのか

  • ①脂肪の燃焼
  • ②持久性の向上
  • ③筋肉痛の緩和

それぞれ説明していきます。

①脂肪燃焼

脂肪を燃焼するには,細胞の中にあるミトコンドリア内に脂肪を運ぶ必要があります。その運搬の役目をするのが「L-カルニチン」です。L-カルニチンと結びついた脂肪はミトコンドリアに運ばれエネルギーとして燃焼されます。

つまり,カルニチンがなければ,脂肪は燃焼されません。

1.食べ物が栄養として吸収される
2.脂肪酸とL-カルニチンが結合
3.細胞内のミトコンドリアへ運搬
4.エネルギーとして燃焼

この役割が一番有名でしょう。

②持久性の向上

通常,体を動かすエネルギーとして使われるのが,炭水化物に含まれる「糖質」です。

しかし,L-カルニチンが体内に豊富にあると,さきほど説明したように脂肪もエネルギーとして使われます。すると体内では,糖質を温存して脂肪も使われるため,持久力がアップするのです。

L-カルニチンは体内のエネルギーを効率よく使う効果もあります。

③筋肉痛の緩和

近年の研究では,L-カルニチンの摂取で筋肉痛が軽減したとの報告もあります。
これは,激しい運動や筋肉痛が発生すると,ミオグロビンと呼ばれる数値が高値になります。ですが,L-カルニチンを摂取したことで,ミオグロビンの数値が抑えられたという研究です。

筋肉痛が軽減したことで,運動のパフォーマンスの向上するので,ダイエット以外にも効果的な栄養素です。

(前略)疲労性筋肉痛とカルニチン摂取との関係を示したもので,1日に3gのカルニチンを3週間摂取した群は,非摂取群に比べて筋肉痛を著しく低く感じている。(後略)

L-カルニチンで痩せるか

多くの研究がされています。

(前略)27〜64歳の人にカルニチン摂取と,プラセボを摂取した体重変化の研究では,L-カルニチンの摂取群が優位に体重減少をしていました。(後略)

※L-カルニチン1g x 3回

こうした報告が多くあり,L-カルニチンは脂肪代謝に大きく関与しています。

痩せにくい体質と悩んでいる方は,もしかすると-カルニチンが不足しているのが理由のひとつかもしれません。

運動をする人の方が燃焼効果がある

カルニチンの説明
L-カルニチンを摂取する事で体脂肪が燃焼されることがわかりました。ですが,誰に対しても効果はあるのでしょうか?

・日ごろ運動をしている人

こういった人が,L-カルニチンの効果を発揮しやすい事がわかっています。

L-カルニチンのほとんどは,筋肉中に含まれています。つまり,筋肉に含まれるL-カルニチンを使うためには,日ごろから体を動かしたり,筋トレをする必要があります。

事実,多くの文献でも運動をしていない人よりも,運動をしている人の方がより多くの効果を得れています。

1日の摂取目安

日本では特に決められていません。
ですが,過剰な摂取を防ぐために厚生労働省は1日の摂取目安を決めています。

1日上限目安
・1000mg/day

過剰摂取,摂取不足

過剰摂取
・吐き気
・嘔吐
・下痢
・痙攣
・体臭

1日3g以上の摂取で上記のような副作用の症状も報告されています。ですが,アミノ酸の一種であり,過剰摂取しても問題はないとされていますが,スポーツ選手や運動でL-カルニチンを消費する方でない限り,過剰な摂取は避けたほうが良いでしょう。

摂取不足
・カルニチン欠乏症

体内で合成されるため,基本的には不足することはありません。ですが,無理なダイエットなどで希に体内で不足することがあるため,注意が必要です。

・低血糖
・ミオパチー
・筋肉痛 など

どういった食品に多いか

カルニチンの説明
一時期「ラム肉ダイエット」が流行したのを覚えているでしょうか?一番多く含まれている食べ物は,ラム肉です。私も北海道出身なので,ジンギスカンはたくさん食べました。

羊肉   :167.8mg
鶏レバー :94mg
牛肉   :76mg
ソーセージ:28.7mg
豚肉   :21mg
鶏肉   :10.2mg
豆類   :5.7mg
牛乳   :2.6mg
野菜   :0.2mg

野菜類にはほとんど含まれておらず,肉類には多く含まれています。

食べ過ぎはいけませんが,ダイエット期間中のお肉は,L-カルニチンが含まれていることから,栄養面的には良い事がわかりますね。

お肉は,かならず食べましょう。

まとめ

こうみるとL-カルニチンばかり食べると良いように見えます。もちろん,L-カルニチンを意識していなかった人は,これから少しは意識すると良いでしょう。

ですが,食べ過ぎもよくありません。お肉は脂質も多いので,適度に食べましょうね。

本日はここまでにします。