生き方

【コロナでジムに行けない人】オンラインパーソナルの加速|ネット時代

オンラインについての説明

Taka「この記事を書いている私は,現役パーソナルトレーナーで,医療機関でリハビリテーションとしても働いています。栄養やトレーニング論を専門とします。」

オンラインパーソナルトレーニングは以前にも紹介しましたね。実際に合わずに電話やライン,ビデオ通話を利用してトレーニング指導を受ける方法です。

自宅にいながトレーニングを受けられる手軽さがメリットですね。そのオンライントレーニングは世間では非常に注目されています。

それは,世界で起きている新型コロナウイルスの影響です。緊急事態宣言やロックダウンから外出ができず,通常通りの生活が送れなくなっている人が多くいます。そういった人たちに対して,自宅にいながら行えるパーソナルトレーニングの需要が増えつつあります。

オンラインについて少し話していきます。

本記事の内容

・新型コロナウイルス感染症
・さまざまなオンライン
・オンライパーソナルトレーニング
・オンライン化の加速
・これからの需要

新型コロナウイルス感染症

まずは新型コロナウイルス(COVID-19)で亡くなられた方,ご冥福をお祈りいたします。また,感染し治療中の方も,一刻も早い回復を祈っています。

この感染症が流行してから数ヶ月で瞬く間に感染者は増え,死亡者も増え続けています。実体のしれない病気にはどうしても警戒します。

それにより多くの人に影響が出ていますね。仕事は自宅で行い(もしくは失業・倒産),勉強は自宅,私生活でも自粛を要請されていますから外出は日用品の買い物程度。健康な方の生活も一変しているのも事実です。

正直,ここまで生活は変わるのか,と感じる一方で遅かれ早かれこういった世の中になるのでは,とも感じていました。

病気がこうなる,ではなく世の中の過ごし方についてです。具体的には急速なオンライン化。

生活に不平不満はあるものの,外出自粛要請を出された今,不必要な外出はできない状態です。ですがどうでしょう。ストレスはあるものの,意外と自粛できているのでは,と思います。

こう言っては不謹慎ですが,外出しなくても人は何か楽しみを見つけれる生き物だと感じています。

自宅で過ごす日々

外出ができないと人は自宅で楽しみを見つけます。自宅で楽しみを見つけると言っても,テーブルゲームやゲーム機だけではありません。また,それ以外にも自分や環境を見直すきっかけになるはずです。

  • 生活空間の見直し
  • 心の整理
  • ネット環境の整備

生活空間の見直し

生活空間はモノやコトのことです。
在宅ワークで自宅にいる時間が長い人は,周囲のものを見返していることでしょう。暮らしにくいと感じていれば,モノを捨てたり片付けたり。時間の使い方が悪ければ,生活習慣についても見直すはず。

心の整理

仕事に行かなくなれば少しはストレスも減るはずです。通勤は職場環境での負担は大きいものです。それでもストレスが起きていれば仕事自体にストレスを感じているので,対処する必要がありますね。

ネット環境の整備

一番はここではないでしょうか。
こういった世の中で私たちが自宅にいることができるのは,インターネットが普及しているからだと思います。自宅に居ても,スマホやパソコン,タブレットで動画を見たりゲームをしたり,そして誰かとテレビ電話をできるのはネット時代だからこそです。

インターネット回線を引いていなかったり,スマホを持っていない人はきっと苦労しているはず。

反対に回線がある人は,あまり苦労していない人も多いのではないでしょうか?

このタイミングでネットの便利さに気づいた人も多く,これから回線を引くのでは。

さまざまなオンライン

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・オンラインデート
・オンライン学習
・オンライン飲み会
・オンライン帰省
・オンライン会議
・オンライン診療
・オンライン…

数えだすとキリがありませんが,オンラインでできることは無限にあります。この「オンライン」はコロナの影響で家に居てもできることとして,かなり注目されています。

とくにオンライン学習やオンライン会議は,効率的に勉強や話し合いができるため以前から活用されていた項目ではあります。全てが電子上に置き換えられ,鉛筆からPCでの作業に切り替わるため,学習面で不安の訴えがある人もいます。

しかし,こういった面での不安は全く問題ありません。タブレットで書字もできますし,タイピングもできます。アナログである,鉛筆にこだわる必要はなしです。

むしろ,オンライン飲み会など,そこまでして飲み会をしたがる風潮には懸念しますが。

オンラインはなんでもできることとして,今ではステイホームの中核を成しています。オンラインがなければ大変ですよね。これからはインターネットの重要性に気づくはずです。

オンライパーソナルトレーニング

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その中でもオンラインパーソナルトレーニングは,以前から重要性については説明していました。時間がない人やジムに行くのが手間と感じる人にとってはかなり便利だからです。

そのオンライントレーニングが人気を集めています。とくに芸能人がYoutubeでオンライントレーニングをしている姿を投稿している動画が多く見られています。

自宅いながらトレーナーとコミュニケーションをとりつつ,トレーニング指導をしてもらえることで重要が高まっています。

おそらく今までジムに通っていて外出自粛になってからは,ジムに通えていない人がほとんどだと思います。そうした方はYoutubeを見たり,動画を探して調べて自分なりのトレーニングをしているはず。

しかし,パーソナルジムのようなボディメイクをしていた人は計画が崩れましたよね。夏までに痩せるはずが…。この期間は自宅でゆっくりするか,運動してもちょっとだけやるくらい。

オンライントレーニングを元々している人であれば,そういった心配はいりません。元からテレビ電話やライン,メールなどの手段を使って連絡をしているので,直接会って行うパーソナルトレーニングのような方法は必要ないです。

もちろん直接指導されるのは,環境も変わってやる気も出ますからメリットはあります。ですが,自宅で行える便利さを知ってしまえばアナログの思考にこだわる必要はありません。

オンライン化の加速

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少し話はそれますが,これからはオンライン化が促進するでしょう。

今まで外出して行っていたことが,自宅で完結する。アナログで止まっていた思考が,これからはデジタル思考に切り替わります。

具体的に

  • サービス業のオンライン化
  • EC化率の上昇

売買にはネットとリアル(実店舗)があります。例えば食品を買おうとすると店舗に行って買い物をしていますよね。もちろんネットショッピングも増えていますが,その割合はリアルが9割以上を占めています。

売買に関する全ての割合を見ても,9割以上がリアル。

ですが,今回の一件ではどうでしょう。店舗で買い物をすることができず,ネットショッピングの需要が爆発的に増えました。実店舗は休業をするしかなく,仕事はできないまま。ウイルスのせいだけれども仕事もなく,失業する人も増えている状況。

となると今後の方向性は先に述べたオンライン化への移行です。これは必然的にそうなります。

買い手はもちろん,売り手も気付いたでしょう。とくにサービス業はお客さんが来てくれる,からお客さんのもとに行く,もしくはネットで完結するサービスを生み出さなければいけません。

倒産した業界もそうですが,とくに規模が大きい業界こそEC化が進みます。オンライン診療なんてまさにそうです。これを機に医療機関でのオンライン化が進み,病院なんて重傷以外は来る必要はありません。そういう時代がくるでしょう。

その根拠に,非常事態宣言が解除されてもコロナの治療薬が出なければ,誰も外出はしたくありません。来年のオリンピック開催も危ういと言われているくらいですから,コロナの余波は1〜2年程度続くと考えています。

非常事態宣言どうこうよりも,今から準備する必要があります。解除されても,社会がすぐに復活することはないでしょう。

これからの需要

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もう始まっていますが,やはりサービス業のオンライン化が急速に進み,需要が増すでしょう。実店舗でのパーソナルトレーニング需要は減り,オンラインパーソナルでの提供が始まると感じます。

もちろん,医療でのオンライン化も進みます。私はリハビリですが,わざわざ病院に来てリハビリすることもなくなります。家で顔見て指導できたら,私なら家でしてもらいます。

ですが,リハビリは国の管理下です。国が変わらなければ何も変わらないので,この話はまだまだ先の話ですね。

賢い人は,保険対象外として治療を始めそうですが。

まとめ

つまり言いたいことは,生活を見直してみましょうということです。

「コロナで生活が変わった」
「家にいるとストレスが溜まる」
「何もすることがない」

こういった言葉はおかしなことです。
自分の生活や楽しさは本来ブレないモノです。外部に何かを求めるのではなく,自分の中にみつけるものです。

また,外出できなくなったくらいで変わらない生活を過ごせるように,環境を見直しましょう。

本日はここまでにします。