トレーニング

【運動初心者は市営ジムがお得!】民間ジムよりもおすすめな理由

市営ジムについての説明

女性「最初は民間のジムに通った方がいいですか?」

こういった疑問にお答えします。

Taka「この記事を書いている私は,現役パーソナルトレーナーで,医療機関でリハビリテーションとしても働いています。栄養やトレーニング論を専門とします。」

私としてはこれから運動を始める方は,市が運営する「市営ジム」に通うのが良いかと思います。特徴としては,リスクが少ないという点です。

月会費を払う必要もなく,1回の料金も安いため気軽に始められるからです。

もちろん,コナミ,エニタイムといった民間のジムも良いですが,市営ジムには市営ジムの良さがあります。

今回は市営ジムのメリット・デメリットについて話していきます。

本記事の内容

・市営ジムとは
・市営ジムのメリット
・市営ジムのデメリット
・まとめ

市営(公営)ジムとは

市営ジムについての説明
  • 各自治体や市町村が運営するジム・運動施設

通ったことがなくても,一度は聞いたことがある市営ジム。各市町村には,総合体育館があるように市営ジムも存在します。

・市営ジム
・公営ジム
・トレーニング室

管轄地によりますが,それぞれ呼び名があります。

この施設は必ずと言っていいほど,どこの街にも存在するため,ない場所は基本的にありません。そのため,子ども〜大人,高齢者まで通える運動施設となっています。

年齢制限

トレーニング器具が置いてあるため,各市町村によっては年齢制限を設けている場所もあります。もしくは,大人同伴といった制約もあるため,それぞれの施設での確認が必要です。

市営ジムのメリット

市営ジムのメリットの説明
  • ①料金が安い
  • ②気軽に始められる
  • ③初心者には十分な設備
  • ④周囲に気を使わない
  • ⑤飽きたらすぐにやめることができる

①料金が安い

多くの市営ジムは,1回料金が非常に安いです。

1回料金:200〜500円 前後

そこの市に住でいて,住民票も同じ市であれば市民料金として安くなるところが多いです。1回300円程度で通えたら,かなりお得ですよね。

週2回通ったとしても,1ヶ月で2,400円程度。
金欠の場合にはありがたいですよね。また,民間ジムのように,月額料金を心配する必要もなく,通った分だけの料金を払うのもリーズナブルです。

料金の安さは,かなりお得です。

②気軽に始められる

金銭面も理由の一つですが,面倒な手続きが必要ありません。最初は,初回説明会があるかもしれませんが,そこは民間ジムも同じです。

口座振替,印鑑のような堅苦しい手続きもなく可能でしょう。ちょっと初めてみたいな,という気持ちで会員登録をして始められる点が良いでしょう。

・運動の雰囲気を掴みたい
・安く利用したい
・たまに運動をしたい

こういった場合には,気軽に利用することができます。

③初心者には十分な設備

どこの施設でもそうですが,ランニングマシン・バイクマシンといった有酸素マシン,バーベル・ダンベル・マシンといったフリーウェイトは,どこにでもあります。

最低限必要なマシンが設備としてあるため,とくに困ることはないでしょう。初心者のうちは,不自由なく使うことができます。

④周囲に気を使わない

民間ジムで同世代の子や知り合いが多くて気になる場合は,市営ジムがおすすめです。市営ジムから運動を始める人はほとんどおらず,通っても知り合いに遭遇することはまずないでしょう。

伸び伸びとやりたい場合は,民間ジムよりもこちらが良いです。

⑤飽きたらすぐにやめることができる

民間ジムは,月額料金を払っているところが多く,退会したい場合は「退会手続き」をしなくてはいけません。これも手間ですよね。

市営ジムは基本的に都度払いのため,退会というシステムがありません。行きたくなければ,行かなければいいだけです。もう少し違うジムに行きたいな,と感じたらそのまま違うジムに通うこともできます。

市営ジムのデメリット

市営ジムのデメリットの説明
一方でデメリットも存在するため,ご紹介します。

  • ①指導してくれる人がいないor少ない
  • ②器具が古いことが多い
  • ③年齢層がやや高い
  • ④混む時間帯がある
  • ⑤シャワールームがない場所もある

①指導してくれる人がいない

トレーニング室を管理している人はいますが,かならず指導できる人とは限りません。高齢であったり,管理目的で常駐しているため,指導やアドバイスを求めるのは難しいでしょう。

もしいたとしても,トレーニング専門である可能性は低いです。

②器具が古いことが多い

これも場所によりますが,市営ジムのため器具は古いものが多いです。安全性は確保されますが,古いが故にデザインも古く,使いにくい場合も。

場所によっては,最新の設備で器具やマシンが新しいといった場所もあるため,市町村の財政にもよるのかもしれませんね。

③年齢層がやや高い

健康のためと,高齢の方が通われている方が多くいます。施設を利用するにあたり,問題はありませんが,年齢が近い人がいないのは,張り合いがなかったり,モチベーションが低下することもあります。

④混む時間帯がある

高齢の方が通われていることもあり,平日問わず混んでいることがあります。使いたいマシンは人気なことが多いですよね。

自分が考えている順番通りに筋トレができないこともあるため,混みやすい時間帯は把握するようにしましょう。

⑤シャワールームがない場所もある

女性にとっては運動後のシャワーは大事ですよね。電車などの交通機関を使う人は余計に。

そんなシャワールームは,市営ジムでは完備されていないところもあります。市営ジムは古い場所だとトレーニング器具はあるけども,シャワーがないため運動後の汗の処理に困ります。

家で入る人にとっては特に気にならないですが,汗をよくかく人はシャワーを浴びて帰りたいですよね。

事前にシャワールームがあるかどうかも調べておきましょう。

まとめ

私自身も近所の市営ジムを利用していました。
幸いにも自宅の近くに3箇所ほど市営ジムがあったため,飽きないように色んなところに通ってました。

1年ほど市営ジムで汗を流し,ステップアップのために民間ジムに通うことにしましたが,正直市営ジムで十分でした。

とくに最初は物が少ない方がいいですね。ありすぎるとわからない事だらけで「わからない」状態から抜け出せなくなります。

まずは市営ジムでも,民間ジムでも自分の合うジムを見つけてみましょう。

本日はここまでにします。